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中小型パネル出荷、今年のピークは9〜10月


ニュース 電子 作成日:2009年9月4日_記事番号:T00017717

中小型パネル出荷、今年のピークは9〜10月

 
 中小型液晶パネルの出荷状況は、ハイシーズンの第3四半期、既に例年の水準まで戻っており、9~10月が今年の出荷ピークとなるという見通しが業者によって示された。ただ、平均単価が下落して粗利益率が低下しており、下半期の黒字達成に大きな圧力が生じている。4日付電子時報が報じた。

 友達光電(AUO)は、昨年も9~10月に出荷ピークを迎え、単月の出荷枚数が平均2,200万枚に達した。今年は7月の出荷枚数が既に過去最高に迫っており、ピーク時の出荷枚数は昨年と同程度かそれ以上の水準になるとみられる。

 このほか、タッチパネルに注力する勝華科技(ウィンテック)や洋華光電(ヤング・ファスト・オプトエレクトロニクス)は、携帯電話などモバイル機器のクリスマス需要によるタッチパネル出荷の高まりが11月後半まで続くとみており、今年の出荷ピークは中小型パネルより約1カ月遅れの10~11月となるとみている。