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液晶パネル、調整局面は「軟着陸」に=AUO


ニュース 電子 作成日:2009年9月4日_記事番号:T00017719

液晶パネル、調整局面は「軟着陸」に=AUO

 
 液晶パネル最大手、友達光電(AUO)の彭双浪執行副総経理は3日、市場調査会社ディスプレイサーチ主催の会合で講演し、現在の市場調整局面は各社が深刻な在庫を抱えていないことから、ソフトランディング(軟着陸)が可能だとの認識を示した。4日付工商時報が伝えた。

 彭副総経理は「大型パネル各社は供給過剰の経験があるため、備えができている。現在各社の在庫レベルは高くない。昨年第4四半期には、各社が在庫を積み上げていたところに金融危機が襲い、市場が突然消えたため、在庫が山となり、値崩れを起こした。状況は当時とは異なる」と指摘した。

 ディスプレイサーチの謝勤益副総裁は、「供給過剰の比率からグラフを描くと、今年第4四半期から供給過剰となり、来年第1、第2四半期まで続く。下半期には供給不足に転じるのではないか」と予測を示した。