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国会議員に「パー券代取りに来い」、駐日代表処がひんしゅく行為


ニュース 社会 作成日:2009年9月7日_記事番号:T00017728

国会議員に「パー券代取りに来い」、駐日代表処がひんしゅく行為

 
 最近、日本の国会議員の間で、台北駐日経済文化代表処の傍若無人ぶりがひんしゅくを買っているという。

 7日付自由時報によると、代表処は民主党議員が開いたパーティーの招待状を受け取ると、議員秘書に「渡したいものがある」と電話をかけたという。秘書が向かうと、封筒にはパーティー券代が入っていた。議員側にパーティー券代を取りに来させるなど前代未聞。今回の衆院選で再選を果たした同議員は「ひどい侮辱だ」とおかんむりだ。

 代表処幹部は事実関係を認めた上で、「失礼があった。経緯を調べて、再発防止に努めたい」と話している。

 また、民主党の参院議員は昨年末に国民党の呉伯雄主席(当時)が来日した際の出来事を語る。同議員が長年使っている緑色の名刺を取り出すと、呉主席はいきなり「あなたは民進党支持のグリーン議員ですね」と決め付けたとか。同議員は「会っていきなり、わたしを色付けするなんて、品がなさすぎだ。わたしが支持しているのは台湾であって、特定の政党ではない」と不満をぶちまけた。

 代表処幹部は「呉主席は冗談のつもりだったんだろう」と軽く受け流したが、こんなことが続けば、台湾と日本のパイプにも微妙な影響を与えかねない。