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新型インフル、入院138例に


ニュース 社会 作成日:2009年9月7日_記事番号:T00017729

新型インフル、入院138例に

 
 中央流行疫情指揮中心は6日、新型インフルエンザ(H1N1型)感染による入院患者数が、最年少となる生後6カ月の乳児(女児)を含め10例増え、累計で138例となったと発表した。内訳は、死亡7例、入院中45例、退院86例で、6歳以下の幼児が全体の4分の1を占める。7日付中国時報が報じた。
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新型インフル専門外来を設ける台北医院では幼児・児童の受診も目立つ。7日からは台大医院、長庚医院などにも専門外来が設置される(中央社)

 5日、新たに確認された7例目の死亡者は台北県の男性(49)で、高血圧、不整脈などの病歴があった。8月17日に発熱やせきなどの症状が現れ、治療薬タミフルを投与し、ECMO(膜型人工肺体外循環)治療を施したが回復しなかった。

 このほか、3例目の重症患者となっていた男性(32)は、一時危篤状態に陥りながらも、ECMO療法などにより奇跡的に回復し、8月中旬に退院していたことが分かった。重症患者の退院は台湾で初めてで、世界的にも珍しい。