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8月の輸出入総額、10カ月ぶり最高【図】


ニュース その他分野 作成日:2009年9月8日_記事番号:T00017764

8月の輸出入総額、10カ月ぶり最高【図】

 
 財政部の7日発表によると、8月の輸出総額は190億1,000万米ドル、輸入総額は同170億4,000万米ドルとなり、ともに過去10カ月で最高を記録した。輸出総額は液晶パネルや半導体製品の中国向け輸出が大幅に増加したこと、輸入総額は資本設備の輸入が高水準を維持したことが成長につながった。輸出総額は前年同月比24.6%減となったものの、マイナス幅は過去9カ月で2番目に小さい数値となっており、11月には前年比プラスに転じるとの予測が出ている。8日付蘋果日報が報じた。
 
 輸出総額の前月比成長率は10%で、林麗貞統計長は「予想を上回った」としており、9月は200億米ドルを突破して世界金融危機発生前の水準を回復するとの見通しを示した。

 輸出品目別の増加額で見ると、半導体を中心とする電子製品が5億5,000万米ドル増で最多、液晶パネル関連の光学製品が3億7,000万米ドル増でこれに続いた。

 主要輸出先別では、米国への輸出のみが前月比マイナスとなっており、その他の地域はすべてプラス成長を記録した。特に中国向け(香港含む)は83億米ドルに迫り、過去1年で最高を記録した。