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黒松の8月売上高、5年ぶり最高か


ニュース 食品 作成日:2009年9月8日_記事番号:T00017770

黒松の8月売上高、5年ぶり最高か

 
 飲料大手の黒松は、今年新発売した「茶花緑茶」と「汽水搖果凍(振って飲むゼリー状の炭酸飲料)」が好評な上に、中元節(今年は9月3日)向け需要が加わり、8月の売上高が過去5年で最高となる5億台湾元(約14億円)を超えた可能性があるとの見方が証券会社から示された。今後は中秋節(今年は10月3日)の恒例行事、バーベキューでの需要が期待できることから、第3四半期通期でも好業績が予想される。8日付工商時報が報じた。

 黒松の1~7月末までの飲料製品売上高は前年比で2億4,000万元増の成長を見せたが、そのうち新製品2種の売上高が約2億元を占めた。特に「茶花緑茶」の累計売上高は、発売後7月までの3カ月間で約1億2,000万元を売り上げ、さらに8月は台風8号(アジア名・モーラコット)の被災地向け救援物資や猛暑などで5,000万元以上を追加したとみられる。

 同社は上半期の売上高が18億300万元で前年同期比1割増となり、さらに、原料コストを抑えたことで、純利益は同3~4割増の1億1,500万元にまで成長した。