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ブラザー、プリンタの台湾展開を拡大


ニュース 家電 作成日:2009年9月8日_記事番号:T00017773

ブラザー、プリンタの台湾展開を拡大

 
 ブラザー工業はこのほど、台湾でインクジェットおよびレーザー複合プリンタなどの新製品発表会を行い、台湾市場でのシェア拡大に向けた意欲を示した。8日付工商時報などが報じた。

 今年台湾に設立されたブラザー製品販売会社、ブラザーインターナショナル(台湾)の高井嘉範董事長によると、同社の台湾シェアは現在レーザープリンタで約1%にとどまっている。今後1年間でインクジェット製品を含めたシェアを15%に拡大し、2012年までに同社プリンタを台湾市場の主要ブランドに成長させたい考えだ。

 発表会に出席したブラザーの小池利和社長は、「101周年を迎えた当グループは、今後100年でグローバル化を進めるという目標の下、今年台湾、ベトナム、インドネシアに新拠点を設立した」と語った。同社はこのうち台湾をアジア太平洋地域(豪州・ニュージーランド含む)における最重要拠点と位置付けている。

 2008年の同社総売上高は4,822億円で、80%以上を日本以外からの収益が占め、そのうちアジア太平洋地域が15%を占めた。