ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

デジカメ受託製造3社、8月売上高が今年最高に


ニュース 家電 作成日:2009年9月8日_記事番号:T00017774

デジカメ受託製造3社、8月売上高が今年最高に

 
 華晶科技(アルテック)、佳能企業(アビリティ・エンタープライズ)、亜洲光学(アジア・オプティカル)のデジタルカメラ受託大手3社は8月、ハイシーズンの到来で売上高が前月比で大きく成長し、軒並み今年最高を記録した。9月も前月を上回る見込みで、11月まで受注が確保できているという。8日付工商時報が伝えた。

 コダックを主要顧客とするアルテックは、7月から富士フイルムへの出荷も始まり、8月は連結売上高が25億6,000万台湾元(約72億5,000万円)、前月比成長率は3社で最も高い54.8%だった。カシオ、ニコン、富士フイルム、サムスン電子の受託製造を手掛ける佳能は前月比30.6%増の35億1,600万元、亜洲光学は同15%増の21億元だった。

 デジカメ業界では、金融危機の影響で今年の市場縮小が予想されていたが、新興市場の景気回復が予想を上回り、メーカーの業績回復に貢献しているもようだ。また新興市場では、台湾メーカーが強みとする、価格競争力を備えたローエンド機種が人気だという。