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作成日:2009年9月8日_記事番号:T00017777
LED3社、8月業績が過去最高に
晶元光電(エピスター)、璨円光電(フォルモサ・エピタキシー)、東貝光電科技(ユニティ・オプト・テクノロジー)の発光ダイオード(LED)関連3社は、サムスン電子のLEDバックライトモジュール搭載液晶テレビのサプライチェーン入りの恩恵で、8月業績がそろって過去最高を記録した。9月も受注が好調で、さらなる業績の上積みが予想されている。8日付工商時報が報じた。
エピスターの8月売上高は12億4,900万台湾元(約35億3,000万円)で前年比2.79%増と、好況だった昨年のハイシーズン並みとなった。同社によるとノートパソコン用バックライト向けLEDの需要が好調で、9月の高輝度青色LEDの生産ラインはフル稼働が続いている。
エピタキシャルウエハーの璨円光電は、8月の売上高が2億2,000万元となり、9月は新たな機械の導入でこれを上回る可能性があるとしている。
パッケージングの東貝光電科技(ユニティ・オプト・テクノロジー)の8月売上高は4億2,400万元で前年比41%増と大幅成長、4カ月連続で単月売上高の過去最高更新を達成した。中小型のLEDバックライトモジュールが大きく伸びたほか、照明製品向けの長期受注が成長をけん引した。