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「中国が唯一の主権国家」、国連事務総長が見解


ニュース 政治 作成日:2007年7月30日_記事番号:T00001779

「中国が唯一の主権国家」、国連事務総長が見解


 潘基文(パン・ギムン)国連事務総長は27日、陳水扁総統による台湾名義での国連加盟申請の受け付けを拒否した理由について、「現在の国連の立場は、『中国が唯一の主権国家であり台湾はその一部分』というものだ」と説明した。

 台湾の記者による、「2,300万人の台湾人民は、中国を代表していないのではないか」という質問に対しては、潘事務総長は「国連の加盟資格は、国連加盟国が決定する」とした。

 潘事務総長の説明に対し、王建業外交部スポークスマンは、「台湾は主権が独立した国家であり、中国の一部分ではない」と反論。潘事務総長が発言の根拠とした国連決議2758号について、「中華人民共和国の代表権問題を扱ったのみであり、台湾人民の代表権と参加問題を扱ってはいない」と述べ、拡大解釈だと批判した。