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作成日：2009年9月9日_記事番号：T00017795
尹啓銘経済部長、交代へ
呉敦義次期行政院長の内閣で、中台間の両岸経済協力枠組み協定（ＥＣＦＡ）などの推進に努めてきた尹啓銘経済部長が、留任とならない観測が強まっている。留任となるかどうかは、呉次期行政院長から電話を受けたかどうかが判断の指標となっているが、９日付経済日報によると、尹経済部長は８日夜の段階で電話を受けておらず、交代を見越して既に事務所の整理を始めたという。
後任の経済部長には、王鍾渝・元中国鋼鉄董事長や、薛琦・台湾証券交易所董事長などの名前が挙がっている。
９日付台湾各紙によると、留任が内定したのは、▽李述徳財政部長▽頼幸媛・行政院大陸委員会主任委員▽毛治国交通部長▽王如玄・行政院労工委員会主任委員▽楊志良・行政院衛生署長▽蘇俊賓・行政院新聞局長──など。一方、交代となるのは▽薛香川・行政院秘書長▽鄭瑞城教育部長▽章仁香・行政院原住民族委員会主任委員▽廖了以内政部長──などだ。
このうち、廖内政部長は総統府秘書長に転任。内政部長には林政則新竹市長が転任する。
