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台湾の国際競争力12位、5ランク上昇=WEF報告


ニュース その他分野 作成日:2009年9月9日_記事番号:T00017797

台湾の国際競争力12位、5ランク上昇=WEF報告

 
 世界経済フォーラム(WEF、本部ジュネーブ)が8日発表した最新の国際競争力ランキングによると、台湾は昨年の世界第17位から12位に順位を上げて過去4年の最高位を記録し、2006年以来3年ぶりにライバル韓国(19位)を上回った。またアジアでも▽シンガポール(3位)▽日本(8位)▽香港(11位)──に次いで4位だった。9日付経済日報が伝えた。

 同ランキングは世界134の国と地域の対象に、「基本要件」「効率性促進要素」「イノベーション能力」を柱とし、これらを12の中項目、さらに110の細分化項目に分けて指数化して順位が決められる。

 細分化項目指数のうち台湾が世界で10位以内に入ったのは、▽1人当たりの特許権数、1位▽産業集積状況、6位▽政府による最先端技術製品の購入、7位▽科学者とエンジニアの充実度、7位▽企業による研究開発(R&D)支出の重視、9位──だった。

 ただ、昨年の経済振興策で政府の債務が膨らんだことで、「政府債務」では18ランク下げ79位、「中央政府の財政赤字」で11ランク下げ57位と、ともに大幅に後退した。