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中国側がECFAの意義強調、アモイ経済貿易フォーラムで


ニュース その他分野 作成日:2009年9月9日_記事番号:T00017798

中国側がECFAの意義強調、アモイ経済貿易フォーラムで

 
 中国福建省アモイ市で8日開幕した中台共催による「第4回両岸経貿合作発展フォーラム」で、中国商務部研究院台湾香港マカオ研究センターの劉雪琴主任は、中台間で締結を目指す両岸経済協力枠組み協議(ECFA)について、「両岸が特色ある経済協力体制を確立することは、両岸の平和的発展の実現と国際的な金融危機への共同対応にとって意義がある」と強調した。9日付経済日報が伝えた。

 劉主任は「中国は台湾の特定産業の要望を十分に考慮し、開放拡大によって台湾の関連産業の発展を支えることが可能だ」と述べる一方、経済協力体制の確立には中台間の貿易正常化を実現する必要があると指摘。中国製品に対する台湾側の輸入制限撤廃を同時に求めた。

 台湾側は現在、輸入品目リストの20%に相当する2,199品目について、中国製品の輸入を制限している。このため、鉄鋼、ガラスなどを中心に中国側では台湾市場に参入できないことへの不満がある。