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三陽工業初の電動自転車、3万元以下で発売


ニュース その他製造 作成日:2009年9月9日_記事番号:T00017803

三陽工業初の電動自転車、3万元以下で発売

 
 バイク大手の三陽工業(SYM)は8日、同社初の電動アシスト自転車「e-st@r」を月末に発表すると宣言した。同業他社に先駆けて発売する1号モデルには鉛酸電池を採用し、価格は3万台湾元(約8万5,000円)以下で、さらに政府の購入補助(1台3,000元)も受けられる。11月にはリチウムイオン電池モデルを5万元程度で発売する予定だ。9日付経済日報が伝えた。

 同製品はまず、一部の販売拠点で発売、風景区や離島など観光地のレンタル自転車業者による需要をターゲットとし、露出度を高める計画だ。

 このほか、光陽工業(KYMCO)も10~11月にかけリチウム電池の電動バイクと電動自転車、「サンボーイ」シリーズを発売する予定だ。

 三陽工業はエコロジー意識の高まりや代替エネルギーの将来性を好感して電動バイクの開発にも取り組んでおり、リチウムイオン電池を搭載した電動バイク第1号車は年末に発表する予定だ。また、傘下の中国・杭州廈杏三陽電動車を通じ、中国の電動バイク・電動自転車市場にも参入している。