ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

中国バスメーカーの金龍、台湾に工場開設へ


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2009年9月9日_記事番号:T00017804

中国バスメーカーの金龍、台湾に工場開設へ

 
 中国バスメーカー最大手のアモイ金龍集団は、三陽工業(SYM)との提携を通じて台湾に工場を開設し、台湾市場に本格参入する方針だ。双方は8日、福建省アモイ市で投資協力意向書に調印した。双方による投資額は数十億台湾元(1台湾元=約2.82円)が見込まれる。9日付経済日報が伝えた。

 新たに設立される合弁会社は、バス本体の生産のほか、乗用車などその他車種や自動車部品の分野にも参入を見込んでいる。

 SYMは金龍集団傘下のアモイ金龍聯合汽車に25%を出資しており、既に2004年から協力関係にある。三陽工業は昨年から金龍のバスを台湾で組み立て、「三陽金龍」のブランドで販売している。

 中台間ではこのほか、中国の奇瑞汽車が台湾の太子汽車集団傘下の勝栄汽車への出資を検討しているほか、中国の吉利汽車は台湾の裕隆汽車と合弁で台湾に販売会社の設立を計画している。