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高屏渓の双園大橋、再建に2〜3年


ニュース 建設 作成日:2009年9月9日_記事番号:T00017805

高屏渓の双園大橋、再建に2〜3年

  
 台風8号(アジア名・モーラコット)の豪雨で崩落した、高雄県と屏東県境の高屏渓の双園大橋は、交通部公路総局が30億台湾元(84億6,000万円)をかけて再建に取り組むが、利用できるようになるまで2~3年かかる見通しだ。工事中に架設橋を架ける予定はなく、周辺住民は当分の間、不便を強いられることになる。9日付自由時報が報じた。
 
 双園大橋は高雄園林園郷と屏東県新園郷間の省道17号線にかかる高屏渓では最も河口に近い橋で、台風8号の際には500メートルにわたって崩落した。橋の両側にある屏東県東港鎮と林園はともに南部の重要な漁業拠点で、両地間の所要時間は、上流の約15キロ離れた快速公路高雄潮州線の橋まで迂回(うかい)しなければならなくなったため、従来の10分から1時間と大幅に増えた。このため、漁業関係者からは「商売がやりにくくなった」と嘆きの声が出ている。
 
 東港で海鮮を買っていた高雄市民が買物先を市内の旗津に変更したり、双園大橋を通って林園工業区に通勤していた会社員が林園で部屋を借りたりするケースも出ているという。