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S&P格付けの引き下げ、行政院が阻止を指示


ニュース その他分野 作成日:2007年7月30日_記事番号:T00001781

S&P格付けの引き下げ、行政院が阻止を指示


 来年の総統選挙に向けて有権者の歓心を買う政策・措置が続く結果、財政が悪化する恐れがあるため、張俊雄行政院長はこのほど主計処および財政部各部門に対し、8月末に立法院に提出する2008年度中央政府予算案においては歳出規模を極力抑え、これ以上の財政赤字の拡大を食い止めるよう指示を行った。30日付中国時報が本人の話として伝えた。

 先日、スタンダード&プアーズ(S&P)が台湾の長期債務の格付け引き下げを検討していると報じられたが、実際に引き下げが行われた場合、台湾の国際競争力にマイナスの影響があるとして、引き下げ阻止を最重要課題として財政の改善を進めたい考えだ。