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作成日：2009年9月9日_記事番号：T00017812
達虹科技、蘇州にタッチパネルＬＣＭ工場設置へ
明基友達集団傘下のカラーフィルター（ＣＦ）メーカーで、タッチパネルメーカーへの転換を目指す達虹科技（CANDO）は８日、1,000万米ドルを投じ、中国にタッチパネル後工程モジュール（ＬＣＭ）工場を設置すると発表した。工場予定地は友達グループの進出する蘇州工業園区（江蘇省）内で、来年第１四半期末か第２四半期初めに生産を開始する予定だ。９日付工商時報が報じた。
新工場の生産能力について達虹科技は、「市況を見て段階的に拡大する」としている。長期的にはタッチパネルの前工程に注力したい考えで、ＬＣＭ生産は60～70％を外部に委託する計画だ。
マイクロソフトの次期基本ソフト（ＯＳ）、ウインドウズセブン（Windows７）の10月下旬発売を前に、達虹科技は９月より大型タッチパネルの出荷を開始し、第４四半期の同製品による売上高は単月ベースで１億台湾元（約２億8,000万円）に上る見込みだ。
