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アムトランとエバーライト、合弁でLED封止ライン設置か


ニュース 電子 作成日:2009年9月9日_記事番号:T00017814

アムトランとエバーライト、合弁でLED封止ライン設置か

 
 9日付経済日報は業界関係者からの情報として、液晶テレビ受託生産大手の瑞軒科技(アムトラン・テクノロジー)と、発光ダイオード(LED)パッケージング大手の億光電子(エバーライト・エレクトロニクス)が、合弁で中国にLEDパッケージング生産ラインを設置することで協議を進めていると報じた。早ければ第4四半期にも決定する見通しだ。

 LEDテレビ市場での勢力拡大を目指すアムトランは、既に韓LGディスプレイ(LGD)と共同で璨円光電(フォルモサ・エピタキシー)への出資を行ってLEDチップの安定供給を確保している。今回のエバーライトとの提携は、自前のLEDバックライト・サプライチェーン確立を目指し、川上から川下までの生産能力を確保するための次の一手とみられる。

 これについてアムトランの呉春発董事長は「伝聞情報にはコメントしない」と語った。しかし経済日報は、「同社は来年のLEDテレビの出荷目標は、今年の数百倍に当たる200万~300万台で、台湾LED関連業者との戦略提携が必須」と指摘した。