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ASE、上海浦東地区に新工場計画か【表】


ニュース 電子 作成日:2009年9月9日_記事番号:T00017816

ASE、上海浦東地区に新工場計画か【表】

 
 9日付工商時報は、香港紙大公報の報道を引用して、中国・上海市浦東新区の朱嘉駿副区長が7日、半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)最大手の日月光半導体(ASE)が70億人民元(約945億円)を投じ、同区に新工場を設立すると表明したと報じた。
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 これに対しASEの董宏思財務長(CFO)は8日、「中国拠点に対する投資は必要に応じて行っているが、今回の計画は観測ほど大規模なものではない」とコメントし、「当社が台湾政府の同意を得ずに、中国でこれほどの規模の大型投資を行うことはあり得ない」と強調した。

 ASEの上海浦東新区における事業は、張江高科技園区のIC基板工場、および中国子会社の日月光封装測試上海(旧威宇科技)。中国の他地区では、NXPセミコンダクターズ(旧フィリップス半導体部門)と合弁で蘇州市に設立した日月新半導体(ASENセミコンダクターズ)があり、山東省威海市にもトランジスタ製造とアナログICの封止・検査拠点を保有している。