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マクロニクス、Q3の業績目標を引き上げ【図】


ニュース 電子 作成日:2009年9月9日_記事番号:T00017817

マクロニクス、Q3の業績目標を引き上げ【図】

 
 半導体メモリー大手、旺宏電子(マクロニクス・インターナショナル)は8日、8月の売上高が前月比35.9%増の28億3,800万台湾元(約80億円)、1~8月の売上高が前年同期比7%増の156億1,400万元に達したと発表した。これを受け、同社は第3四半期の業績目標を引き上げ、出荷量が当初予測の前期比10~15%増を大幅に上回る同30~32%に達するとの見通しを示した。9日付工商時報が伝えた。
 
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 このほか、平均販売単価の目標値を当初の同0~5%上昇から同5~7%上昇に、売上高の目標値を当初の同10~21%増から37~41%増へとそれぞれ引き上げた。

 好業績はフラッシュメモリーに対する需要が予想を上回ったことが背景。特に、NOR型フラッシュメモリー大手のスパンションが破産保護状態にあり、マクロニクスなどに受注がシフトしていることが追い風となった。

 スパンションが通信機器用混載メモリーから徐々に撤退していることを受け、マクロニクスのNOR型フラッシュメモリーにおけるシェアは第1四半期の4~5%から、第3四半期には10%をうかがうところまで上昇したとみられる。