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中台金融覚書、「困難な部分で妥結」


ニュース 金融 作成日:2009年9月10日_記事番号:T00017829

中台金融覚書、「困難な部分で妥結」

 
 行政院金融監督管理委員会(金管会)の関係者は9日、中台間での金融監督に関する覚書(MOU)の締結交渉について、最も困難な部分で既に妥結しており、関係機関が覚書の締結時期、場所などについて調整を開始したことを明らかにした。同覚書の締結は目前に迫ったことになり、新たに発足した呉敦義内閣が打ち出す初の主要経済政策となる見通しだ。10日付経済日報が伝えた。

 金管会関係者は「金融覚書には確かに進展があり、残された問題は多くない。いずれも容易に解決できる小さな問題だ。締結時期については、双方が同意可能な時期を探る必要がある」と述べた。

 金融覚書の早期締結は、内閣交代後の重要政策の持続性を測る試金石となる。今後は締結時期のほか、銀行、保険、証券の各分野の覚書を一括調印するのか、段階的に調印するのかなどが焦点となりそうだ。締結場所に関しては、第三地ではなく、台湾または中国となる見通しだ。