ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

東芝の液晶TV、ペガトロンも来年受託か 【表】


ニュース 家電 作成日:2009年9月10日_記事番号:T00017834

東芝の液晶TV、ペガトロンも来年受託か 【表】

 
 東芝は2010年の液晶テレビ出荷台数で、今年比40%以上増の1,200万~1,300万台を目標に設定しているとされ、生産の主な委託先となっている台湾メーカーでは、▽仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)▽緯創資通(ウィストロン)▽冠捷科技(TPVテクノロジー)──に加え、和碩聯合科技(ペガトロン)も初めて受注を獲得する見通しだ。業界関係者の話として、10日付電子時報が報じた。
T000178341

 
 東芝が2010年に外部委託する液晶テレビ生産のうち、コンパルは全体の65~70%に当たる米国規格機種を受注するとみられる。ウィストロンの受託比率は10%で、DVD内蔵機種を担当。TPVは08年以降、受注が減りつつあるが、来年も欧州規格機種を請け負う見込みだ。ペガトロンは、低価格アナログ機種を約70万台受託することになりそうだ。東芝は近く、来年の発注先を決定する。

 電子時報によると、東芝の08年出荷台数は600万台、09年は800万台の予測で、そのうち約75%の生産を台湾メーカーが受託したとみられる。同紙によると、液晶テレビの世界市場規模は今年1億3,000万台、来年は最大1億5,000万台まで拡大が見込まれる。