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奇美電、400億元の協調融資獲得


ニュース 電子 作成日:2009年9月10日_記事番号:T00017838

奇美電、400億元の協調融資獲得

 
 液晶パネル大手の奇美電子(CMO)は9日、総額400億台湾元(約1,125億円)のシンジケートローン(協調融資)契約を締結した。期間は5年間。運営資金や債務返済、事業拡大に充てられる予定だ。なお陳世賢財務長(CFO)は、「一時ストップしている高雄県路竹郷での第8.5世代工場設置計画とは無関係」と表明した。10日付工商時報が伝えた。

 今回の協調融資に参加した金融機関は、台湾銀行、台湾土地銀行、第一商業銀行、彰化銀行など全17行。

 市場の注目を集めている8.5世代工場計画の再開について陳財務長は、「これまでの方針通り、第3四半期の業績が出てからスケジュールを組み直す」と語った。ただ業界関係者は、「奇美電は最近、設備業者と生産設備の設置について交渉を行っており、これまでの完全凍結状態とは異なる動きが出ている」と指摘した。