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コンパル8月出荷330万台、クアンタ上回る【図】


ニュース 電子 作成日:2009年9月10日_記事番号:T00017839

コンパル8月出荷330万台、クアンタ上回る【図】

 
 ノートパソコン受託製造大手の仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)が9日発表した8月の出荷台数は過去最高の330万台で、7月に続いて広達電脳(クアンタ・コンピュータ)を上回った。クアンタは300万台。コンパルは4~5月もクアンタを上回っており、今年出荷台数で首位となったのは累計で4カ月となった。10日付経済日報などが報じた。
 
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 同社は8月の出荷が好調だった理由として、欧米の景気底打ちによって、ヒューレット・パッカード(HP)、デル、聯想(レノボ)、東芝、宏碁(エイサー)からの受注がいずれも増加したことを挙げた。

 1~8月の累計出荷台数は2,070万台で、クアンタの2,090万台とほぼ並んでいる。第3四半期は前期比20%増の960万台が見込まれ、クアンタが950万台の予想のため、四半期ベースでも首位になるとみられる。通年では、コンパル1,060万台、クアンタ1,140万台でクアンタが上回る予想だ。

 コンパルの8月連結売上高は、前月比4%増、前年同月比58%増の553億8,600万台湾元(約1,564億円)で、7月に続き過去最高を更新した。1~8月の累計売上高は前年同期比58%増の3,447億1,800万元。