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大型液晶パネル、台韓のシェア接近【図】


ニュース 電子 作成日:2009年9月10日_記事番号:T00017841

大型液晶パネル、台韓のシェア接近【図】

 
 経済部工業局は9日、フラットディスプレイ産業の現況と下半期の見通しを発表し、台湾メーカーによる大型液晶パネルの世界シェアが第2四半期に41.8%まで回復したことを明らかにした。一方でライバルの韓国はシェアを48.7%まで落としており、工業局関係者は「台湾と韓国のシェアは来年にも逆転する可能性がある」と指摘した。10日付蘋果日報が伝えた。
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 10インチ以上の大型液晶パネルのシェアは、もともと台湾が韓国をリードしていたが、昨年下半期の金融危機以降、韓国メーカーがウォン安を背景にシェアを急拡大させていた。台湾メーカーのシェアは、昨年第4四半期、今年第1四半期と2四半期連続で40%以下に低迷していたが、世界的な景気回復や、韓国企業が台湾メーカーからの調達を再開したことなどから40%台を回復した。

 工業局は台湾と韓国のシェアの開きは、第4四半期に3.6ポイントまで縮小するとみみている。