ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

新光金控の8月純利益、業界首位に


ニュース 金融 作成日:2009年9月11日_記事番号:T00017857

新光金控の8月純利益、業界首位に

 
 新光金融控股の8月純利益は、金融持ち株会社14社中最高の15億2,400万台湾元(約42億8,000万円)に上ったほか、1~8月累計でも1,300万元となり、黒字転換を果たした。11日付工商時報が伝えた。

 新光金控は、傘下の新光人寿で株式投資、為替差損、債務担保証券(CDO)による損失を出した影響で、1~7月累計の赤字が15億1,100万元に上っていた。ただ、8月には株式の配当金収入15億元の計上したことなどで新光人寿の純利益が14億3,500元となり、新光金控の黒字化に貢献した。新光金控は「新光人寿は既にハイリスクの証券の割合を抑え、今後の損失計上の可能性は少ない」と強調した。

 なお、国泰金融控股の8月純利益は7億7,000万元だった。主に国泰世華銀行の利益7億2,000元によるものだ。国泰金控の1~8月累計純利益は65億5,000万元となったが、そのうち89%は国泰世華銀の貢献だ。一方、国泰人寿は株式投資が好調で税引き前利益が9億2,000元となったものの、所得税の関係で純利益は1億6,000万元となった。