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徳記洋行、自社ブランド茶葉を発売


ニュース 食品 作成日:2009年9月11日_記事番号:T00017864

徳記洋行、自社ブランド茶葉を発売

 
 統一企業(ユニプレジデント)が65.2%を出資する徳記洋行が、商品名を「徳記洋行」とした初の自社ブランド茶葉を、台湾と中国で同時発売した。贈答用の高級茶葉の位置付けで、年間3,000万台湾元(約8,430万円)の売り上げを見込んでいる。11日付工商時報が報じた。

 発売された茶葉のうち「達邦限定茶」は阿里山産の最高級茶葉で、販売価格は250グラムで4,900元、限定1,000セットのみの販売とる。このほか、「阿里山高山茶」と「炭焙凍頂烏龍茶」は各1セット2,200元で販売されている。

 陳泰列総経理によると、同社は従来、主力商品の茶飲料「開喜烏龍茶」が売上高の70%を占めていたが、今回、受託生産の単一商品に頼る状態から脱却を目指して茶葉を発売した。社名をブランドにしたことで、知名度向上も目指す。

 同社の今年1~8月の累計売上高は3億5,000万元で、前年同期の3億2,000万元を上回った。来年は黒字転換を目指す。