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作成日:2009年9月11日_記事番号:T00017867
通信キャリア3社、8月業績が好調
中華電信、台湾大哥大(タイワン・モバイル)、遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)の通信キャリア3社は、8月業績がいずれも好調だった。11日付工商時報が報じた。
中華電信の8月売上高は前月比1.8%増、前年同月比1.8%減の154億6,000万台湾元(約435億円)。1~8月累計では1,209億5,000万元で前年比2.9%減となったものの、既に通年目標の80%を達成した。謝剣平同社財務長(CFO)は「スマートフォンの普及と、コスト管理に負うところが大きい」と説明した。
台湾大哥大は8月の連結売上高が58億4,000万元で、うち携帯電話事業は今年最高となった。純利益は12億7,000万元で、1株当たり利益(EPS)は3社で最高の0.43元。1~8月累計の連結売上高は前年比21%増(459億4,000万元)、利払い・税・償却前利益(EBITDA)が14%増となった。同社によると、今年はモバイル機器の付加価値サービスが2けた成長しているほか、ケーブルテレビやブロードバンドサービスでも増収となっている。
遠伝電信は、自社決算による8月の連結売上高が51億8,200万元、純利益は8億100万元。1~8月累計では連結売上高が159億6,400万元で、純利益は62億200万元だった。