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携帯電話用PCB4社、8月販売振るわず


ニュース 電子 作成日:2009年9月11日_記事番号:T00017868

携帯電話用PCB4社、8月販売振るわず

 
 携帯電話用プリント基板(PCB)大手4社の8月売上高は、携帯電話販売の低調が続いている影響で、華通電脳(コンペック・マニュファクチャリング)、楠梓電子(WUS)、欣興(ユニマイクロン)で前月比微増にとどまり、燿華電子(ユニテック・プリント・サーキット・ボード)は減収となった。11日付経済日報が伝えた。

 携帯向けPCB世界シェアの過半数を占める台湾メーカーは、近年の携帯電話市場の低迷で深刻な影響を受けており、上半期は華通、燿華ともに赤字を計上した。ただ2社とも、ハイシーズンの第3四半期は需要の回復が期待でき、9月は明らかな成長をみせると予想している。

 燿華は8月の減収理由について、顧客への出荷が9月に先送りとなったためと説明。第3四半期通期では前期比2割増収、第4四半期はさらに1割増収となると強調した。

 最大手のユニマイクロンは、「第3四半期の携帯向けの出荷は前期比微増だが、ノートパソコン用PCBやIC基板などの受注増が売上高成長をけん引する」と述べた。