ニュース 電子 作成日:2009年9月11日_記事番号:T00017869
最近の市況の回復を受け、健鼎科技(トリポッド・テクノロジー)、志超科技(TPT)、定穎電子(ダイナミック・エレクトロニクス)、瀚宇博徳(ハンスターボード)などの光電製品用およびノートパソコン用プリント基板(PCB)メーカーが、受注量に対し生産能力が10%不足する事態となっているようだ。各社とも今後大幅な生産ライン拡充計画はなく、第4四半期は生産能力成長率が10%以下にとどまるとみられる中、供給不足がさらに深刻化しそうだ。11日付電子時報が報じた。
今年第2四半期以降、光電用PCB需要は液晶パネルメーカーからの受注が全面的に回復していることを受けて高まりが続いている。同製品世界最大手の志超科技は中台の生産ラインすべてがフル稼働、健鼎科技も中台工場で稼働率95%以上、さらに志超と健鼎の受注が満杯となったことで定穎電子に受注が流れ、同社も稼働率が85~90%まで上昇している。
一方ノートPC用でもハンスターボードの稼働率が第3四半期は95%まで上昇しており、金像電子(ゴールド・サーキット・エレクトロニクス)もノートPC用の主力工場である中国・江蘇省常熟工場の稼働率が、第2四半期の70%から今期は90~95%まで上昇している。
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