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インテル減産、MB大手の出荷に影響


ニュース 電子 作成日:2009年9月11日_記事番号:T00017870

インテル減産、MB大手の出荷に影響

 
 インテルのチップセット「G31」が供給不足に陥っており、マザーボード大手の精英電脳(ECS)、華擎科技(アスロック)による8月の出荷量に影響が出た。11日付工商時報が伝えた。

 インテルは減産を通じ、取引先メーカーに単価が高い新型チップセットを採用するよう圧力をかけており、ミドルレンジ以下のマザーボードを生産するメーカーが影響を受けている。

 これを受け、ECSの8月のマザーボード出荷量は前月比8.95%減の143万枚にとどまった。この結果、同月の売上高(連結前)は前月比8.17%減、前年同期比16.48%減の45億4,300万台湾元(約127億6,000万円)へと落ち込んだ。同社はG31の供給不測が9月も続くとみており、インテル側の出方も見ながら、G41チップセットへの乗り換えも視野に入れている。

 一方、アスロックは9月からP55チップを採用した新型マザーボードの出荷を開始したため、9月の出荷量は7月並みの水準に回復するとの楽観的な見方を示した。