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聯陽のタッチパネルIC、中国ノーブランド市場狙う【図】


ニュース 電子 作成日:2009年9月11日_記事番号:T00017875

聯陽のタッチパネルIC、中国ノーブランド市場狙う【図】

 
 IC設計の聯陽半導体(ITE)は10日、同社初となるマルチタッチ対応の静電容量方式タッチパネル用ICを発表した。台湾の主要タッチパネルモジュールメーカーから既に認証を取得済みで、現在、製造を委託するファウンドリー大手、聯華電子(UMC)でフォトマスクプロセスに入っており、10月から量産を開始する予定だ。第4四半期中にデザインインを済ませ、来年から出荷を開始する。現在は中国ノーブランド市場をターゲットとしている。11日付工商時報が伝えた。
 
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 林弘堯同社総経理によると、同社の静電容量方式タッチパネルICは今後、7インチ以下の携帯電話およびMID(モバイル・インターネット・デバイシズ)向け製品を中心に開発を進める計画だ。また、顧客との競合を避けるため、聯陽はチップを主力とし、モジュールは手掛けない方針。

 証券会社によると、同社は新たに中小型パネルの勝華科技(ウィンテック)や洋華光電(ヤング・ファスト・オプトエレクトロニクス)を提携パートナーとするとの観測が出ている。