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台風被災の阿里山森林鉄路、一部ロープウエー化を検討


ニュース 運輸 作成日:2009年9月14日_記事番号:T00017885

台風被災の阿里山森林鉄路、一部ロープウエー化を検討

 
 台風8号(アジア名・モーラコット)被害が深刻で、全線復旧に2年かかるとの見通しも出ている観光地、阿里山(嘉義県)の阿里山森林鉄路は、路線の一部をロープウエーで運行し、中腹の奮起湖駅から頂上までのみ鉄道として残すことが交通部観光局で検討されている。14日付中国時報が報じた。

 呉敦義行政院長は13日、ロープウエーの採用は、阿里山の重要観光資源を維持した上で、たびたび土石流で全線が運行停止となる問題を解決することが目的と説明した。

 また毛治国交通部長は12日、一部で路盤が崩落し、通行不能となっている省道18号線(阿里山公路)について、15日にも四輪駆動車、10月末から普通自動車、年内に中型バスが通行できるようになるとの見通しを示した。大型バスについては安全面での懸念から依然慎重に検討を進める必要があるとしている。