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台湾煙酒のコンビニ事業、来年にも中国進出へ【表】


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年9月14日_記事番号:T00017893

台湾煙酒のコンビニ事業、来年にも中国進出へ【表】

 
 台湾煙酒(TTL)は傘下で展開するコンビニエンスストア事業で、早ければ来年にも中国に進出する。韋伯韜董事長によると、現在北京と上海での子会社設立を準備中で、同社製品の販売経路としてコンビニを開設し、ブランド展開を容易にしたい考えだ。12日付蘋果日報が伝えた。
 
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 同社のコンビニは現在、台湾全土に13店舗を試験展開している。自社ブランドのたばこ・酒、紅麹クッキー、豚足を扱うほか、セブン-イレブンからも商品の提供を受けている。最近3カ月の業績は予想を上回る好調で、1店舗の1日当たり売上高は5万~6万台湾元(約14万~16万7,000円)、粗利益率は20%に達しているという。今後は段階的にフランチャイズ加盟を募集する考えだ。

 業界関係者は、「台湾はコンビニ密度が世界一で、経営は容易ではない」としながら、「コンビニではたばこ・酒が売上高の3割を占めており、台湾煙酒は高い競争力を持っている」と分析した。