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シャープからサンポへの生産委託、今後は白物家電中心


ニュース 家電 作成日:2009年9月14日_記事番号:T00017897

シャープからサンポへの生産委託、今後は白物家電中心

 
 家電大手、声宝(サンポ)とシャープの合弁のシャープ製品輸入・販売、夏宝公司の劉坤旺総経理は11日、「シャープは今後、サンポに対し液晶テレビ生産は委託しないが、デジタル放送用セットトップボックス(STB)は継続、新たに年末までに容量15キログラムのインバータ洗濯機生産を委託する」と表明した。シャープはサンポに生産委託する製品をクーラーや冷蔵庫にも拡大したい考えで、今後は白物家電中心に移行する計画だ。12日付工商時報が伝えた。

 サンポが受託するSTBは従来の台湾向け32、37インチテレビ用製品に加え、46、52インチ用にまで拡大する。シャープは今年台湾で2万台の液晶TV販売を目標としているため、サンポはSTB生産で7,000万~8,000万台湾元(約2億~2億2,300万円)の売上貢献を見込む。また、白物家電では年間1万5,000~3万台を手掛け、2億~3億元の売上増につながるとみられる。

 なお、劉総経理によると、夏宝は高機能液晶テレビは日本から輸入、中価格帯32、37、42、46インチはマレーシアのシャープ工場から導入する。