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作成日：2009年9月14日_記事番号：T00017901
越峰のＬＥＤ用シリコンインゴット、Ｑ４に生産能力３割拡充
鉄芯メーカーの越峰電子（ＡＣＭＥエレクトロニクス）は、発光ダイオード（ＬＥＤ）用サファイア基板向けシリコンインゴットの生産能力を、現在の６万ミリメートル（mm）から、第４四半期中に８万mmへと約３割拡充する計画だ。ＬＥＤ応用製品の需要増を受け、生産ラインがフル稼働となっているためだ。12日付経済日報が伝えた。
越峰は、ＬＥＤ需要は来年第１四半期までまずまずの状態が続くとみており、川下メーカーが生産能力拡充で供給不足解消に取り組む中、同社もこれに歩調を合わせるとしている。
同社は需要状況について、ＬＥＤ関連は好調だが、売上高の９割を占める鉄芯製品に関し、慎重な見通しを示している。同社８月の売上高は前月比7.76％増、前年同月比2.05％増の１億2,500万台湾元（約３億5,000万円）で、今年１～８月の累計売上高では依然２割の減収となっている。
