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台湾遊漁船が日本領海に、船長を逮捕


ニュース 社会 作成日:2009年9月15日_記事番号:T00017910

台湾遊漁船が日本領海に、船長を逮捕

 
 日本の各メディアによると、13日午後4時45分(日本時間)ごろ、沖縄県多良間村の水納島灯台沖の北約17キロの日本領海内で、第11管区海上保安本部(那覇市)所属の巡視船「くにがみ」が、漂泊中の台湾・淡水港所属の遊漁船「福爾摩沙酋長2号」(約50トン、乗員2人、釣り客9人)を発見した。遊漁船は6時間にわたり逃走したが、海保は同日午後10時35分ごろ、石垣島平久保埼灯台の北北西約73キロの排他的経済水域内で同遊漁船を停泊させ、船長の王維新容疑者(44)を漁業法違反で現行犯逮捕した。 
 
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領海侵犯で日本側に捕獲された福爾摩沙酋長2号(中央社)
 
 一方、15日付中国時報によると、台湾側からは行政院海岸巡防署の艦艇が現場海域に急行し、外交ルートを通じた調整の末、海保は船長ら2人を石垣港に移送し、取り調べることで決着。台湾側は釣り客9人を巡視船に収容し、台湾に帰港させた。