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ECFA交渉に1カ月の遅れ、ダライ・ラマ訪台影響か


ニュース その他分野 作成日:2009年9月15日_記事番号:T00017914

ECFA交渉に1カ月の遅れ、ダライ・ラマ訪台影響か

 
 経済部は、中台が合意を目指す両岸経済協力枠組み協議(ECFA)について、中国側に非公式交渉を申し入れたが、「スケジュールが組めない」として拒否されたもようだ。15日付工商時報が伝えた。

 ECFAの交渉状況については、さまざまな見通しが示されており、呉敦義行政院長は10月にも交渉を行いたいと中国側にラブコールを送っていたが、台風水害やダライ・ラマ訪台などの要素が絡み、交渉は当初見込みより少なくとも1カ月遅れる見通しだ。台湾側は年内にも大枠の合意に達する構えだったが、予断を許さない状況となった。

 施顔祥経済部長は14日、「交渉はまだ非公式段階にとどまっており、10月上旬の正式交渉入りはなくなった。交渉時期に関する協議も行われていない」と述べた。