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作成日：2009年9月15日_記事番号：T00017915
猫空ロープウエー、支柱の建設基準は業者が決定
支柱下部の土砂流出により、運転を休止している台北市の猫空ロープウエーをめぐり、市議らの請求によって昨年12月に提出された支柱の建設基準は、施工業者の台湾世曦工程顧問公司（ＣＥＣＩエンジニアリング・コンサルタント）が独自に定めたもので、行政院公共工程委員会が作成したものではなかったことが明るみに出た。15日付自由時報が伝えた。
台北市の譚国光理事長は14日、問題の施工基準を作成したのは、世曦工程だったことを認めた。
台北市議会では、市政府が業者側と示し合わせ、事後に施工基準をねつ造し、意図的に問題を隠ぺいしていた疑いを指摘する声が上がっている。これについて、市政府は「引用時の誤りだった」とねつ造説を否定した。
