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水没車4万台以上、中古車市場に流入か


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2009年9月15日_記事番号:T00017924

水没車4万台以上、中古車市場に流入か

 
 台風8号(アジア名・モーラコット)による洪水被害で水没した乗用車は10万台を超えるとみられる。このうち相当数がメンテナンスの上、中古車市場に流入する見通しだ。

 15日付工商時報によると、台湾省汽車保養公会の柯育沅理事長は、「洪水による救援金申請が12万世帯あった。一家に1台マイカーがある時代なので、水没車は少なくとも10万台になる」と述べた。柯理事長が下部組織から得た情報を総合すると、屏東県では廃車扱いになった車両と修理に出された車両が6万台を超えたという。

 柯理事長「水没車の3分の1に当たる4万台は、修理後に優良中古車の形で市場に現れるのではないか」と予測した。水没の度合いによっては、買い得の車もありそうだが、エンジンなどに故障を起こす可能性もあり、購入に当たっては十分注意が必要となりそうだ。