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義隆電子、米マイクロチップとの特許訴訟で勝訴


ニュース 電子 作成日:2009年9月15日_記事番号:T00017926

義隆電子、米マイクロチップとの特許訴訟で勝訴

 
 特殊半導体メーカーの米マイクロチップ・テクノロジーが、台湾の義隆電子(ELAN)にマイクロコントローラに関する特許を侵害されたとして、義隆電子および販売業者を訴えていた裁判で、新竹地方法院はこのほど、マイクロチップの訴えを却下する一審判決を下した。15日付経済日報が伝えた。

 同裁判は9年の長きにわたって争われ、マイクロチップは賠償金100万台湾元(約280万円)と関連製品の販売中止を求めていた。

 マイクロコントローラは電子機器の制御用に使われるもので、義隆電子の売上高の2割以上を占めている。ただ、裁判で争われていた特許に関連する製品の割合は小さく、一審無罪による恩恵は、顧客の懸念を解消できる程度にとどまるとみられる。