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コーニング静岡工場が量産再開へ、Q4パネル価格下落も


ニュース 電子 作成日:2009年9月15日_記事番号:T00017933

コーニング静岡工場が量産再開へ、Q4パネル価格下落も

 
 ガラス基板最大手の米コーニングが14日、8月上旬の静岡地震の影響で停止していた静岡工場(静岡県掛川市)で9月中に量産を再開し、10月には生産能力を引き上げると表明した。これを受けて台湾液晶パネルメーカーは、原料のガラス基板不足が緩和に向かい、さらに景気サイクルの季節的要因も加わって、第4四半期はパネル価格が下落すると予測している。15日付電子時報が報じた。

 コーニングは当初、全世界の第3四半期ガラス基板出荷量が5~10%減少すると見込んでいたが、9月からの量産によって減少幅を5%以下に縮小できるとしている。

 パネルメーカーは、液晶テレビは末端市場で在庫の高まりが見られるものの、中国では8月に販売台数が約3週間で倍増した上、日米での売れ行きも悪くないため、第4四半期のパネル市況が冷え込むことはないとみている。