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憶声電子、ベスト電器で製品販売へ


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年9月16日_記事番号:T00017953

憶声電子、ベスト電器で製品販売へ

 
 小型液晶テレビやポータブルDVDプレーヤなど携帯用メディア機器を製造する憶声電子(アクション・エレクトロニクス)は、家電量販のベスト電器(本社・福岡市、濱田孝社長)との提携により、10月からベスト電器の日本および東南アジアの計600カ所の販売拠点で同社製品の販売を開始する。来年は日本での売上目標を今年の2倍以上、同社売上高の20%を占める約20億台湾元(約56億円)に定めている。16日付経済日報が伝えた。

 憶声は現在、メーカーから技術サービス業への事業転換を図っている。今月末にはベスト電器の台湾法人、倍適得電器(日本BEST電器)株の57.69%を取得し、経営権を獲得する。同時にベスト電器の日本本社とも提携し、中間業者を通さずに同社製品を流通させる経路を確保した。

 同社はこのほか、中国市場でも「華憶」の企業名で江西省に家電販売拠点を設立し、ベスト電器と協力して華中など内陸部での流通経路の開拓を計画している。