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GPSモジュールの鼎天国際、超小型プロジェクターに参入


ニュース 家電 作成日:2009年9月16日_記事番号:T00017959

GPSモジュールの鼎天国際、超小型プロジェクターに参入

 
 広達電脳(クアンタ・コンピュータ)傘下の全地球測位システム(GPS)モジュールメーカー鼎天国際は、GPS事業での苦戦を受け、超小型プロジェクター市場への参入により事業の立て直しを図る。第4四半期中に自社ブランド「ロイヤルテック(royaltek)」を立ち上げ、欧米市場で販売するほか、クアンタとの提携でノートパソコン内蔵製品も手掛ける考えだ。16日付工商時報が伝えた。

 GPS市場はガーミン、オランダのトムトム、神達電脳(マイタック・インターナショナル)の上位3社の独占が進み、さらにGPSハンドヘルド機器分野では携帯電話メーカー参入により値下げ競争が激化しているため、小規模メーカーでは生産するほど損失が拡大する状況となっている。鼎天の8月売上高は、中小型パネルの供給不足も重なり、今年3月以降で最低となった。

 証券会社によると、ノートPC受託生産世界最大手のクアンタが、ノートPC内蔵製品で後押しすれば、鼎天の成長の可能性は大きく広がる見込みだ。