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電子ブックの共通規格採用、中台が合意【表】


ニュース 家電 作成日:2009年9月16日_記事番号:T00017966

電子ブックの共通規格採用、中台が合意【表】

 
 経済部は15日、中台が電子出版物に共通規格を採用することで合意し、来年初めにも産業連携に向けた「両岸デジタルコンテンツ搭橋(橋渡し)会議」で双方の政府、業界関係者が協議を行う見通しになったことを明らかにした。16日付工商時報が伝えた。
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 経済部は「電子ブックの価格は紙の書籍の30~40%で、将来的なビジネスチャンスは大きい。台湾は電子ペーパーの技術を保有しているが、電子ブックが普及するかどうかは、電子ブックリーダーや電子ブックに採用される出版規格が中国語圏全体に通用するかだ」と指摘し、中台間で共通の規格づくりを進めることが重要との認識を示した。

 友達光電(AUO)副総経理で系列の電子ペーパーメーカーの董事長を兼任する劉軍廷董事長は、「そうなれば、両岸(中台)の電子ブックのサプライチェーンがハード面でもソフト面でも整い、相乗効果が見込める」と期待感を語った。