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新型インフル用ワクチン、1500万人に接種可能も


ニュース 社会 作成日:2009年9月17日_記事番号:T00017974

新型インフル用ワクチン、1500万人に接種可能も

 
 行政院衛生署疾病管制局は16日、国光生物科技(アディミューン)およびスイス・ノバルティスから調達する新型インフルエンザ(H1N1型)用ワクチンは、国光分で9月末、ノバルティス分で10月末に臨床試験の結果報告が提出されるとの見通しを示し、その結果ワクチン1本の接種で十分な予防効果があることが分かれば、従来予定していた1人2本の接種を、1本に減らす可能性もあるとの考えを示した。これが実行されれば、ワクチン接種可能人数がこれまでの750万人から1,500万人に倍増することになる。17日付中国時報が報じた。
 
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交通機関などでのマスク姿は、既に当たり前の光景となった(中央社)
 
 疾病管制局の発表によると、16日時点で新型インフル感染による入院患者数は累計244人(現在入院中は45人)となっている。ただ、入院中の患者数は▽14日、52人▽15日、44人──と初めて減少を見せた。楊志良衛生局長は「予防対策が効果を発揮しており、現在1週間当たりの感染者数は2万人に抑えられている」と、感染拡大のスピードが減速しているとの認識を示した。