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中国信託金、三井住友銀が10%出資へ


ニュース 金融 作成日:2009年9月17日_記事番号:T00017983

中国信託金、三井住友銀が10%出資へ

 
 中国信託金融控股(中信金)は、米保険大手AIGが進める台湾生保子会社、南山人寿保険の売却入札に参加するため、三井住友銀行と米系プライベートファンドから総額443億5,000万台湾元(約1,248億円)の資金を調達するもようだ。17日付蘋果日報が伝えた。

 三井住友銀と同ファンドは、中信金の増資を引き受け、10%を出資する見通しだ。増資は早ければ10月末にも完了する。

 中信金は当初、16日に両外資とともに行政院金融監督管理委員会(金管会)を訪れ、南山人寿買収の財源について説明する予定だったが延期された。金融持ち株会社法では、特定株主の出資比率が10%を超えた場合、金管会に届け出を行うことになっている。

 中信金は公式には事実関係を認めていない。ただ、消息筋によると、中信金は今月25日の董事会で南山人寿売却入札への参加を決議する見通しだ。