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士林官邸隣接の高級住宅、史上最高額で発売


ニュース 建設 作成日:2009年9月17日_記事番号:T00017984

士林官邸隣接の高級住宅、史上最高額で発売

 
 郷林建設が士林官邸隣接地で開発を手掛ける企業向け高級住宅「G21ヘッドクオーターズ」がこのほど、1坪当たり300万台湾元(約840万円)、1戸当たり最低6億7,800万元という台湾不動産史上最高の坪単価で発売された。17日付工商時報が伝えた。
 
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「士林官邸G21」の正式発売を宣言する賴正鎰・郷林建設董事長。同物件には、世界展開する企業向けに、テレビ会議ができる設備も備えているという(16日=中央社)
 
 同物件は1戸当たり226~250坪で、総戸数21戸、販売総額は150億元に達する。郷林建設は、同物件を中台間を行き来する企業の「企業戦略オペレーションセンター」とする販売戦略を立て、250組が購入を申し込み、審査を経てうち11組への販売が既に決定しているという。購入申し込み者の内訳は国際企業4割、中国へ進出した台湾企業4割、残り2割が台湾の従来型およびハイテク業者。

 頼正鎰董事長は、政府の遺産税(相続税)の税率引き下げのほか、中国資本による台湾不動産への投資開放、中台交流の活発化といった条件を考慮し、高い価格設定を決めたと説明した。