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統一、オートミルク市場に参入


ニュース 食品 作成日:2009年9月17日_記事番号:T00017989

統一、オートミルク市場に参入

 
 食品最大手、統一企業(ユニ・プレジデント)が16日、「統一陽光高繊燕麦穀奶」を正式発売し、オートミルク(オート麦から作った乳飲料)市場に参入した。同製品は昨年7月に愛之味が発売した「純濃燕麦」シリーズが好調で、6月の佳格食品(クエーカー)「100%喝的燕麦」の発売に続き、統一企業が追随することで、今年は市場規模が約10億台湾元(約28億円)まで成長する可能性もあるとみられている。17日付工商時報が伝えた。

 統一企業はオートミルクの開発に6年をかけ、行政院衛生署の健康食品認証4項目を獲得している。同社は1年で少なくとも5,000万元の業績貢献を見込み、1年目にシェア10%、長期的にはナンバーワンブランドの地位を確立したい考えだ。

 オートミルク市場は市場規模の拡大傾向が続いており、クエーカーの参入によっても市場の奪い合いという現象にはなっていない。愛之味が販路を拡大しつつ今年6億元を売り上げるとみられる一方で、クエーカーも大容量の製品を発売しつつ販売網を広げている。